miyako日誌

2011年10月14日

下呂温泉みやこ 〜私の好きな都竹真由美(オーナー)の事〜

お客様によく「とても綺麗で可愛いお部屋ばかりですが、最近できたばかりの旅館ですか?」とよく聞かれる時があります。みやこは、創業40年でこのような隠れ家的スタイルになったのは、10年目になります。とお客様にお伝えしていました。

最近、オーナー(専務取締役 都竹真由美)は、ある雑誌の「明日を見つめる女性たち」の特集で取材を受けていました。その内容には、「下呂温泉 みやこ」に嫁いでからの話で団体旅館で赤字経営だった「下呂温泉 みやこ」を人気旅館の一つとして登りつめるまでの経緯が記載されていました。旅館再生を成し遂げるにあたり、経営、料理、旅館スタイルなど、全てにおいて見直しが必要でしたが、お姑さんや従業員、板前さんとの温度差があり、自分の考えを理解してくれる事が難しかったそうです。社長(オーナーの夫)に対しては、資金面で協力し、冷静な立場で見守るパートナーとして感謝の意が記載されていました。

オーナーは、女性視点でリニューアルし、女性が喜ぶ空間、サービス、料理にも器や盛り付けなどにこだわり、今の旅館が成り立っている。

マーケティング戦略、経営者的発想は、独身時代に塾の全国展開の仕事を任された時に得た知識が今に役立っているそうです。

「みやこ」には、女将は存在しない。オーナーは、「私は、あくまでもマネジメント。ここでは、質の高いホスピタリティを提供できる、接客の女性スタッフが、みな女将です」と記載がありました。

私は、この旅館に来て、なぜ女将と呼んでいけないのかわかりませんでした。ここに来るまでの旅館のイメージが全く違っていて、旅館なのにISO9001を取得し、品質情報会議があり、役職もあり、まるで旅館ではなく会社(組織)なんだと覆されました。オーナーは、その最先端の考えで突き進み、それにおいて、お金と努力を惜しまない。一人一人が経営方針を理解しているのも、オーナーの人情があるからだと私は、思います。

そういうオーナー個人に対する取材は、ずっと断り続けたというオーナーは、珍しく取材を受けていました。(昔、新聞に載った写真がとても気に入らず、恥ずかしくて外に出れなかったトラウマがあったそです。)今回、取材を受けた理由を聞くと、「冥途の土産」「...MADE IN JAPAN」と最後に軽くギャグを言っていました。偉くなる人は、ギャクの一つや二つかますのは、当たり前のようです。
実際は、宿泊業界でない別の狭い範囲の業界紙だったから受けたというのが本音らしいです。

下呂温泉みやこ 〜私の好きな都竹真由美(オーナー)の事〜


和のコンシェルジュ
国吉茜
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下呂温泉みやこ 〜私の好きな都竹真由美(オーナー)の事〜
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Posted by みやこスタッフ at 17:42│Comments(0)【和のコンシェルジュ】
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